今までのリハビリまとめ
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13回め
まずは訓練台の上にのせた車や電車のおもちゃで遊びながらスタート。PTの先生には、遊んでいる最中もお腹を訓練台にくっつけて体重を預けているので、お腹を台から離して手で支えるように促されたり、どうしても足が外側にぐにゃっと曲がるので治されたり、腰をもたれて姿勢をちょっとずつ矯正されたりします。
でも子どもはおもちゃに夢中なので、ここで泣くことはありません。
それから滑り台で遊んだり、低い段差の階段を手すりを使って昇り降りする練習をします。
ボヴァースでは、先生は子どもがやりたい!と思ったことを尊重してくれて、別のところに行こうとしたら、何がしたい?あれやる?とか、訓練も楽しく進めてくれるので子どもはいつも楽しそう。
親はもちろん子どもにたくさん声をかけつつ、先生と一緒について動きます。
それから、先生が指を一本だけ差し出して、その指をぎゅっと子どもが握りしめながら廊下を一周しました。さすがに一週間前に歩けるようになったばかりなので、途中でぐずったので選手交代。
何かおもちゃなどを両手で掴みながら歩くと重心が安定するらしいので、持たせて歩く練習をさせるのもよいみたいです。あとしゃがんだ状態で遊ばせるのも、一人でたっちするための練習にもなるようです。
14回め
いつものようにおもちゃで遊んで、PTの先生に一人でたくさん歩くのを見せたら、
とびっくりされて、私も嬉しくて嬉しくて。
滑り台も、ステップをあがっても踊り場のところで自分で体勢がうまく変えられず横を向いたままずり落ちていく感じだったのに、今回は上手に体勢をかえてスルスル~っと滑れるようになっていて、進歩してるじゃん!とこれまた嬉しくなりました。
そして廊下へ出て、一人でトットットと歩く練習。途中ときどき手すりにつかまって休憩しますが、それでもかなりの距離を一人で歩けました。すごいすごい。
あと、訓練台にたたせて姿勢や立ち方などをゆっくり矯正してくれているときに、太ももや腰を触りながら「なんか、すごいですね(筋肉)」と驚かれました。本当にアスリートみたいに、強靭な肉体を持っているんです(笑)一歳児なのに!固いふともも、カモシカのようなふくらはぎ、腕も背中もぐっと引き締まっていて、一体なんのスポーツをしているのと言いたい。
そして、終了間際にちらっと卒業のお話が。ボバースでは、最初に受けたように整形外科の先生による診察を最後に受けて、最終の診断となるようです。次回までに理学療法士の先生が先生方たちと話をして今後のことを決めておくとのこと。
年内には卒業できそう!なのでボイタより早くボバースを卒業する予定です。
ただ、こちらのリハビリは子どもの遊びの時間でもありましたし、理学療法士さんにもいろいろ発達の相談ができて、家でできることもたくさん教えてもらえて、心の支えでもあったので、正直寂しい気持ちでいっぱいです。
でも、リハビリを待っている他のお子さんもたくさんいるでしょうし、もともと歩けたら卒業と言われていたのから、何より歩けるようになったのは理学療法士さんのおかげです。喜ばなくては!
終了後、子どもが階段をおりていきたいと指差ししたので、もう訓練が終わったのに先生が階段でいこっか、と手すりをもたせつつ一緒に一階まで降りるのを手伝ってくれました。先生…優しい!
階段は登るよりも降りる方が難しいのだそう。なぜなら、段の上の方に残っている足を曲げながら、下の段へもってこないといけないから。あと手すりを持って移動するのと、子どもの両手をもって降りるのを手伝ってあげるのと、また違うらしいので、両方やってみてください、と言われました。
なかなか町中の階段の段差は大きいので小さい子供には難しいけれど、階段じゃなくても凸凹している道をわざと歩かせるのもいい訓練になるみたいです!