生後一ヶ月の新生児の赤ちゃんがソファから落ちた!慌てて夜間救急外来へ

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Sofa

夜の10時頃、30分ほど直母で授乳した後、まだまだ物足りげな赤ちゃんのためにミルクを作るため、ソファに赤ちゃんを一旦置いてキッチンに立ちました。お乳を飲んだばかりなので吐き戻しによる窒息防止ということもあり、授乳クッションの上に毛布にくるんだ赤ちゃんを少し角度をつけて置いたのですが、ミルクを作って冷ましているときに、ベチン!っと大きな音が!え、と思ってリビングをみるとなんとソファの下にうつぶせになって落ちている赤ちゃんが!!ええっ!と驚いて慌てて駆け寄り抱き寄せると、火のついたように泣きはじめ、その上、鼻の中が少し出血している様子に私も動転するしかありませんでした。

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ソファから床に落下!鼻血が出てる…まさか脳からの出血?!

実家のソファはかなり低めで30cmぐらいですがそこに座布団も置いていましたし、床は硬いフローリング。まさか頭を打ってやしないか、鼻は骨折してやしないか、と心配で心配で、赤ちゃんは泣き止まないし、どうしようどうしよう、と赤ちゃんを抱えてうろうろ。

とりあえず、誰かに相談したいけれど誰に相談していいのか…!と思ったときに、ふと思い出したのが#8000でした。

まずは#8000 小児救急でんわ相談に震える手で電話した

片手で赤ちゃんを抱きながらソファに座って、震える手でiPhoneを持ち#8000にコール。うまく打てない。もう一度…。

#8000は携帯からでもかかる小児救急でんわ相談です。休日、夜間のこどもの病気や怪我に困ったとき、病院にかかるか、救急車を呼ぶべきか、迷ったときに相談できるところです。小児科医師や看護師による電話対応をしてくれるので、プロによる判断をしてもらえます。

電話がつながると、最初に赤ちゃんの月齢、私の年代、どこの地域から電話しているか聞かれて、気が動転したまま答えました。

新生児であること、ソファから落ちたこと、鼻血が出たこと。

すると、病院に受診した方がいいと言われ、ああ、大事なんだ、とさらに動転しました。頭を打っているかもしれないので、できれば119に電話をして近くの脳神経外科がある病院を紹介してもらってください、と。あと、今日、明日は湯船にはいれないほうがいいとのことでした。

119に電話をして、どこにかかるべきかを聞く

119で救急車を呼ぶわけではなく、どこの救急外来へ行くべきかを教えてくれるとのこと。

そして119に電話すると、火事ですか、救急ですか、と聞かれるので救急ですが搬送してほしいわけではなく、上記のような理由でどこに行けばいいのか教えてほしい、と伝えると、3つの病院を紹介されました。ただ脳神経外科があるのは、我が家からあまり馴染みのないエリアの行ったことのない病院、もう一つは市立病院だけれど整形外科医、最後は40分ぐらいかかる小児科医のいる病院。

どれも先に連絡をして病状を話してから、行くようにしてください、と言われました。

迷った末、一番近くで何度も訪れている市立病院に電話をすると、整形外科医がいるのできてください、と言われました。小児科医の先生がいるかどうかきくと、外傷の場合、どちらにしろ整形外科になるので大丈夫、とのこと。

近くの総合病院の深夜救急外来へ急遽かかることに

慌てて酔っ払って寝ている父を起こし、赤ちゃんと一緒に車で病院へ。行く前に、赤ちゃんのお出かけグッズをさっと用意。

  • おむつ
  • おしりふき
  • 着替えの服(既にジップロックで常備)
  • ミルク(既にミルカーに入っていた)
  • 哺乳瓶
  • 熱いお湯を入れた水筒

病院は寒いし駐車場から歩くことを考えて、赤ちゃんを包む厚手のフカフカ毛布も。かなり風がきつく寒かったのでこれは正解でした。毛布で完璧に赤ちゃんを包み込んで救急外来へ。

受付をすまし、問診票を記入。赤ちゃんの体温を測ると36.1度。低すぎるけれど、ボタンを押して測り直しできない体温計だったのでそのまま記入。

それから体重も測れと言われたので、私がまず測り、赤ちゃんを父に渡してもらって再度測り、体重計算。3.8キロ。以前より痩せてるから、これももしかしたら間違ってるかも?気が動転していて、自分の体重を記憶違いした気がします。

その後、女性のスタッフがきていくつかさらに質問されて、もうしばらくお待ちください、と言われました。

しばらく待っている間、赤ちゃんはものすごく泣いているわけですが、多分お腹がすいているはず。でも診察前に飲ましていいのかどうか迷います。その間、父に赤ちゃんをまかせて、私は夫に電話。

この日は飲み会だったらしく、明るい声で出られたのですが、今救急にきてるの、の一言で、えっと驚いた声に。事態を説明しながら涙が出そうになって、本当にごめんなさい、と謝り、多分大丈夫だろうけれど、後でもう一度電話する、と電話を切りました。

整形外科の先生による診察、そして帰宅

まず先生からは「泣いた?」と最初に聞かれ、「泣きました。落ちた瞬間に」と答えます。

「 基本的には大丈夫です。

 というのは、頭の中で出血がないかが心配ですが、そういうときは、ゲーゲー吐いたり、まず泣けなくなるとか、手足を動かさなくなる、とかそういう症状がメインです。基本的に30cmぐらいの高さであれば大丈夫。

 1mぐらいになると危ないので、そういうときはCTをとらないといけないけれど、今の感じだと症状は出ていないし、万が一出血があったとしても何も見つからないと思う。CTは被爆のこともあるので、積極的にはおすすめしません。今の状態では経過を見てもらえれば大丈夫。

 この書類の項目、頭が痛くなるとげーって吐いたり、小さい子だとひきつけをおこしたり、手足を動かさなくなったりしたら、すぐに連れてきていただいた方がいいです。

 とりあえずは今日はゆっくり休んでもらっていいですよ」

と言われて、まずは一安心しました。

 その後、支払いをしましたが約1万円。というのもまだ新生児のため保険証を受け取っていないし、乳幼児医療費助成制度のカードも持っていない(ただ、里帰り中のため他府県の人は使えない)ので。後ほど還付申請をしないといけないのですが、おそらく住民票がある市の市役所に申請&夫の保険に入っているのであれば、その保険組合への申請が必要になるとのことでした。

二度とソファには一人で置かないと決めた

とりあえずは帰宅しましたが、この日はベビー布団ではなく、私の布団のところに寝かせて、添い寝しつつもし急変したらすぐわかるように気をつけることにしました。

毛布に包まれてスヤスヤと眠る我が子をほんのすぐそばで寝ながら見ていると、本当に自責の念でいっぱいになります。ごめんね、お母さん、ごめんね、と繰り返して、抱きしめたくなりました。

自宅に置いたままにあるバウンサーを持ってきとけばよかった!とりあえずの置き場が安全であることって大事ですね。

あと自宅に帰ったら赤ちゃん用に部屋の仕様を早急に替えねば!と決意しました。

とりあえずパニックにならないために。