2016年に生まれたうちの息子。なかなか寝返りから戻ることができずにやっとできるようになったのは、生後9ヶ月でした。その後も発達は遅れ続けて、一歳でもズリバイさえせず、言葉なんてまだまだ…。同じように悩んで不安を抱えている方の参考になれば、と、うちの子の発達状況をまとめてみました。
発達の経過
生まれた時の状況
出産は、予定日より一週間遅れ。3000gちょっとで生まれましたが、なかなか出てこなくて吸引分娩になりました。泣き声が聞こえなくて、新生児仮死状態でしたが、周産期医療センターのため、待機していた小児科医のドクターにすぐに引き渡され、処置をしていただいたおかげで泣き声がしました。
母乳とミルクの混合育児
上手に飲めない子どもと、上手にあげられない私。産後の体調も悪かったので、ミルクとの混合で育てました。一歳前には母乳を嫌がるようになり、その後少ししたらミルクもいつの間にか卒乳。離乳食は5ヶ月からスタート、たまに嫌がることもありましたが、基本的にはなんでもよく食べる子だったので、離乳食をお腹いっぱい食べるからかスムーズに卒乳しました。
新生児〜6ヶ月
– (入院時)新生児聴覚スクリーニング検査 右、左とも異常なし
– (一ヶ月検診)先天性代謝異常等検査を含め、異常なし 体重4130g 身長 57.4cm 成長曲線のど真ん中
– (生後2.5ヶ月) 首すわり?首を持ち上げる
– (生後3ヶ月)小児股関節エコー 問題なし
– (生後3.5ヶ月)寝返りがえり(1回だけ)
– (生後4.5ヶ月)3〜4ヶ月検診 問題なし 体重6.8kg
– (生後5ヶ月)離乳食スタート
– (生後5ヶ月)寝返り ただし戻れずに泣く (その後、9ヶ月までずっとこれが続く)
生後6ヶ月〜
– (生後6ヶ月)歯がはえた
– (生後7ヶ月)タオルケットでいないいないばぁして遊ぶ
– (生後9ヶ月)やっと寝返り返りができるようになり、何度もするようになる
– (生後9ヶ月)この時期は、あーあーううーという音を発したり、うつ伏せで顔をあげつつ足をバタンバタンする仕草をよくする
– (生後9.5ヶ月)一人でお座りできた(座らせてあげたら。自分ではできない)
– (生後11ヶ月)後ろへずりばい
– (生後11ヶ月)カーテンなどで一人でいないいないばぁで遊ぶ
– (生後11ヶ月)卒乳
– (生後11.5ヶ月)10ヶ月検診 運動発達遅延の診断。いざりっこかも、とのこと。療育、MRI、血液検査を進められる (7ヶ月ぐらいの発達状況らしい)→赤ちゃんの10ヶ月検診でひっかかる…!実際の検診内容と診断結果 | hitotsumugi
– (生後11.5ヶ月)後ろへいざりばいを始める。 体重 10.1kg 身長78.9cm(体重は成長曲線の真ん中だけれど、身長は成長曲線の上ぎりぎり。大きいと皆に言われる)
– (生後11.5ヶ月)バイバイの真似をする
– (1歳直前)いただきますの真似をする
1歳以降〜
– (1歳0ヶ月)ごちそうさまの真似をする
– (1歳0ヶ月)ダダダダーバパパパパパと子音を交えた喃語でよく喋るように
– (1歳0ヶ月)ちょうだいができる
– (1歳1ヶ月)つかまらせたら、つかまりだちで立てる
– (1歳1ヶ月)前へずりばい
– (1歳1ヶ月)この時期、人見知りが激しい、父、姉、ドクター、知らない人に抱かれると大泣き
– (1歳1ヶ月)10ヶ月検診でひっかかったため、フォロー再検診。体重10.6kg、身長79.3cm(体重は普通、身長は成長曲線の上ぎりぎり)。運動面は、相変わらず7ヶ月ぐらいの発達。療育園への紹介、代謝異常・甲状腺・染色体を調べる血液検査をする。MRIの予約。S療育園見学。→[1歳1ヶ月]初めての療育園見学!医師の診察&理学療法士との面談の内容 | hitotsumugi
– (1歳1ヶ月)S療育園での診察、理学療法士さんと面談。→[1歳1ヶ月]初めての療育園見学!医師の診察&理学療法士との面談の内容 | hitotsumugi
– (1歳2ヶ月)W療育園見学。初めて積み木ができた→[1歳2ヶ月]まだ歩かない!ボバース法のW療育園を見学してきました | hitotsumugi
– (1歳2ヶ月)電気のスイッチのオン・オフができる
– (1歳2ヶ月)うつ伏せからお座りに移行できるようになった
– (1歳2ヶ月)この時期、ずりばいが楽しくなってきたのか、姿が見えないと後を追ってくる
– (1歳2ヶ月)手をさわられるとすぐひっこめる、呼んでもこない、指差しはほとんどしない
– (1歳2ヶ月)MRI検査。体重10.1kg、身長80.9cm。→[1歳2ヶ月]子どもが初めてのMRI検査を受けました!当日の流れと検査の様子
-(1歳2ヶ月)◯◯くーん、ハーイで手をあげる真似をする
-(1歳2ヶ月)S療育園でリハビリスタート→[1歳2ヶ月]いざりっ子、初めてボイタ理学療法(PT)のリハビリを受ける | hitotsumugi
-(1歳2ヶ月)MRIと染色体などの血液検査の結果を聞きにいく。異常なし。
-(1歳3ヶ月)W療育園での診察を受ける→[1歳3ヶ月]ボバース法のW療育園で整形外科医の診察を受けました | hitotsumugi
-(1歳3ヶ月)ハイハイをした!
-(1歳3ヶ月)W療育園でリハビリスタート→[1歳3ヶ月]ボバース法ってどんなことをするの?療育園で初めてリハビリを受けました | hitotsumugi
-(1歳4ヶ月)一人でつかまり立ちをした!ただし、座れない。
-(1歳4ヶ月)ズリバイが少なくなり、ほぼハイハイに
-(1歳4ヶ月)つたい歩きを少しだけした →[1歳4ヶ月]シャフリングベビーがボイタ法リハビリを1ヶ月間受けてみた結果 | hitotsumugi
-(1歳4ヶ月)一瞬、高這いのようなポーズをする 体重11kgに。
-(1歳5ヶ月)つたい歩きが上手になった。両手をもって一緒にあんよが上手ができる。ただ自ら座れないため泣く。
-(1歳5ヶ月)なんでも指差しする。シャボン玉が上手に吹ける。未だ人見知り発揮中。
-(1歳5ヶ月)初めての発語!初語は「くっく」
-(1歳5ヶ月)はいはいポーズで後ろへ移動。
-(1歳6ヶ月)「ごちそうさまでした(デッチッタ)」「ママ」「パパ」「ブーブー(ビーバー)」「でんしゃ(しゃっ)」「ちょーだい」を言えるように。
-(1歳6ヶ月)たっちの状態から座れるようになった。(リハビリで教えてもらったから?)
-(1歳6ヶ月)一歳半検診(内診)。もうすぐ歩けそうだね、と言われる。ほかは問題なし。2歳頃にフォロー検診あり。
-(1歳6ヶ月)積み木が4個つめた。
-(1歳6ヶ月)高バイで10歩以上進む。自己主張が激しくなってきた。
-(1歳7ヶ月)「おちゃ」が言えた。お尻ポンポンして、うんちを教えてくれた。
-(1歳7ヶ月)療育でトレーニング中に、2,3歩あるいた!(自宅でも5、6歩披露)さらに、高ばいポーズから一人で立って歩くことも。泣きました。
-(1歳8ヶ月)単語は23個言えるようになった。
-(1歳10ヶ月)二語文が出るようになった。「バシュ(バス)、あった!」「ママ、いや!」
-(1歳11ヶ月)W療育園、PT終了。
-(1歳11ヶ月)小走りできるようになった。
-(2歳)三語文が出るようになった。よく喋るし歌う。
-(2歳1ヶ月)W療育園、最終診察→卒業。
まとめ
生後5ヶ月ごろまでは順調に発達していたのですが、寝返り返りでつまづいて、結局9ヶ月まで寝返りから戻れませんでした。
生後5ヶ月といえばちょうど離乳食をスタートした頃、よく食べる子だったのですくすく育ち、体重も重く身長もかなり大きめで、特に身長は成長曲線の上のラインぎりぎり。身体が大きくて重い子は、寝返りやハイハイも遅れる傾向にあるらしく、そのせいだろうな、と思っていました。だいたい、知らない人にも3〜4ヶ月ぐらい大きく見られていたので…。
そうして、やっと一人でお座りができた(自分ではできず、座らせたらできる)のが生後9ヶ月(目安は6〜7ヶ月)。遅く受けた10ヶ月検診で、シャフリングベビーかも、との診断を受けて、初めてシャフリングベビーという言葉を知りました。
通常9〜10ヶ月ごろにハイハイやつかまり立ちをするらしいのですが、全くそんな気配はみせず、11ヶ月にズリバイ、1歳ごろにようやく、いざりばいと呼ばれるお尻で移動するような動きもし始めました。他の子がたっちしている時期でもズリバイさえやらなかったときは、やっぱりちょっと不安で…。
そして現在。歩行開始の時期は生後10か月~1歳6か月くらいまでが目安だそうです。今、1歳5ヶ月ですが、リハビリ(療育)をスタートしてから調子がよいのか、1歳3ヶ月でハイハイをやり、最近やっとつかまり立ちができるようになりました。
かなりマイペースな子ですが、シャフリングベビーは通常の発達のバリエーションの一つ。これもこの子の個性だとも思いますし、手のかかる子ほど可愛いと昔から言うように、本当に本当に可愛いです。まったくもう、仕方ないなぁ、と夫婦で笑っています。
ちなみに、シャフリングベビーは、慎重派で臆病な性格の子が多いそうで、それもうちの子にすごく当てはまります。新しいおもちゃにはなかなか手を出さなかったり、場所見知り激しいし、人見知りもすごいし。
もちろん、もしかしたら発達障害では…という心配が全くない、とは言えませんが、今できることはすべてやって(小児科にもかかって、療育もスタートして)いるので、将来のことを考えても仕方ない、とある程度わりきるようにしています。時折、不安になる夜もありますが…。
このブログでは、そんなシャフリングベビーの育児を、備忘録としてきちんと残していこうと思います。温かい目で見守っていただけると嬉しいです♪
追記
結局、歩けたのは1歳7ヶ月。それも療育でPTの先生に促されての一歩でした!!自宅で夫の前で披露してくれたときは、夫と二人で思わず涙が。長かったです。でも療育のおかげで早めに歩けたのかな、と思っているので、先生には本当に感謝。
本当に家のと発達も出生もそっくりです。
家の子も新生児仮死でした。
ただ、家の一歳4ヶ月はまだまだいざりのみです。言葉はどんどん増えるんですが心配がつきません。
また更新お待ちしています☺️