[1歳6ヶ月]一歳半検診を受けて再度ひっかかる…!実際の検診内容と診断結果

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9月ごろに、子どもの1歳6ヶ月児健康診査(一歳半検診)のお知らせが郵送で送られてきました。心の片隅にずっと検診のことがありましたが、届くとやっぱり少し憂鬱な気分に。どうせ発達はひっかかるんでしょ、とわかっているだけに、思わずため息がこぼれます。でも、もしかしたらそれまでに歩いてくれるかも?という願いなど気にもとめず、子どもは元気にハイハイをし続け、当日がやってきました。内科はかかりつけで、他の検査は保健センターで受けたので、内容と結果を詳しく書いていこうと思います。

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今までの経緯

シャフリングベビー(いざりっ子)と診断されるまでのことや、MRI検査、検診、そしてリハビリについては、こちらにまとめてあるのでご覧ください。

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一歳半検診の持ち物

  • 内科健康診査検診票(事前に郵送された書類/記入しておく)
  • 歯科健康診査検診票(事前に郵送された書類/記入しておく)
  • 母子手帳
  • 幼児用歯ブラシ(いつも使用している歯ブラシ)
  • お茶マグ
  • おむつ替えセット
  • おもちゃ

おもちゃは用意されているスペースもありますが、他の子どももたくさんいるので、緊張したり、嫌がったりすることがあります。廊下の待合椅子で待ったりもしたので、お気に入りのものを持っていくと安心。

私がもちこんだのは、いろんな列車の写真絵本です。この間買ったばかりなのですが、サイズが小さめなので持ち歩きやすいのと、厚紙で子どもがめくりやすくページが破れないのが素晴らしいです。写真だとわかりやすいのか、「しゃ!しゃ!(電車)」とすぐに指差しします。かわいい〜。

一歳半検診ではどんなことをするの?

一歳半検診は、簡単な発達検査、内科の診察と、歯科の診察があります。発達検査や診察でひっかかりがあった場合や、希望する人は、その後、アレルギー相談、子育て相談、発達相談など個別相談へまわります。

流れ

受付→集団説明会(歯科・栄養)→予診(保健士)→計測→内科診察→歯科診察・相談→個別相談・指導(発達・アレルギー・歯科・栄養・子育て)

予診では、保健士による簡単な発達検査が行われます。私が住んでいる自治体では、積み木が積めるか、色鉛筆でお絵かきができるか、パネルに描かれた絵を見せて指さしできるか、などのチェックが行われました。

計測と内科の診察については、事前にかかりつけの小児科で見てもらうこともでき、その場合、計測と診察はパスすることができます。

かかる時間

私は2時20分受付だったのですが、生まれ月で受付時間が分けられており、同時にきていたのは6組ほど。また内診も別に受けていたので、それほど長時間にはならないと予想していたのですが、最後の発達相談にまわされて30分ほど待った上に、発達検査を受けたりしたので、結局2時間ほどかかって子どももちょっとぐずったりして、結構疲れました。

ただ思ったほど、人数が多すぎる、子どもが走り回る、ということもなく、保健センターのいくつかの部屋で行われたので、比較的みんな落ち着いて受けることができていた、という印象です。

ただ、いつも子どもたちが昼寝をする時間帯に行われるため、1人かなりぐずっている子もいました。うちの子も眠いと本当にぐずぐずが酷いので、この日は午前中しっかり公園遊びで疲れさせ、11時には昼食、そこから2時間弱ぐらいお昼寝させてから行ったので、眠くてぐずる、ということはなかったです。

これが1時スタートとかだとだいぶきつかった気がします。

機嫌が悪かったり、ぐずってしまうと上手に検査もできないので、検診のスタート時間にあわせてちょっと早めにご飯をあげて寝させてしまうとかしないと、集団検診でかなり待ち時間がある自治体とかだと阿鼻叫喚の地獄のような検診になってしまうこともあるようなので、うまく時間を調整してあげると大人にとっても子どもにとっても助かると思います。

内科の診察について

内科は、事前に総合病院の小児科で受けました。10ヶ月検診でひっかかっため、1歳ごろにフォロー検診を受けた結果リハビリを勧められ、一歳半検診もそちらでしてもらいました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

関連記事 [1歳6ヶ月]かかりつけ医で受けた一歳半検診!内科問診と診断結果 | ヒトツムギ

集団説明

時間通りに受付をすませた後、5分ほど待合椅子で待っていたら、小さい部屋に呼ばれて検診についての説明と、歯科衛生士による栄養と歯についてのお話がありました。

POINT

  • 毎日、規則正しい生活をすること
  • もし前日寝るのが遅くなっても、起きる時間は決めて7時ぐらいには起こしてあげる
  • 今の時期は、まだ歯磨き粉は使わなくて良い
  • ブラシで歯を一本一本しっかり磨いてあげてほしい
  • おやつは、補食として考える
  • 子どもが磨く用の歯ブラシと、仕上げ磨き用の歯ブラシは分ける
  • 子どものは、汚れがひどくない限りそのまま使える(歯で噛むから毛先が割れる)
  • 仕上げみがき用も、噛むけれど毛先が割れたらすぐにとりかえる(一ヶ月ぐらいが交換の目安)

それから、横のお部屋にうつると、ビニールシートがひかれていて、いろんな手作りおもちゃや絵本がありました。予診で呼ばれるまではここで待機です。保健士さんもいて、おもちゃがみんなに渡るよう気を配ってくれました。

うちの子のお気に入りは、お菓子の丸い缶にシリコンの蓋がかぶせてあって、そこに丸い穴と細長い穴があけられいるおもちゃ。丸い穴には、ペットボトルの蓋を二個くっつけてビニールテープで固定したものを落として遊びます。細長い穴には、いろんな絵(トーマスやアンパンマン)が貼り付けられたカードを落とします。

これ、うちでも作れそうだからまた作ってあげようかな。ポットン、ポットンと落とすのがすごいお気に入りなんですが、ペットボトルをあまり買わないので蓋を集めるのがネックです。

CHECK 1〜2歳、子供が喜ぶ手作りのおもちゃ♪「ポットン落とし」

予診

15分ぐらい遊んだところで、ようやく呼ばれて次のお部屋へ。長テーブルが5〜6客並べられていて、一番手前のテーブルへ。

発達検査

  • 小さな5cm四方の赤い積み木を4個渡されて、積めるかどうかを見る
  • A4用紙と色鉛筆を渡されて、お絵かきできるかを見る
  • A4パネルに6種類のカラーイラストが印刷されており、6種類(車、犬、ハサミ、茶碗、人形、あと一つ忘れました)の絵が、◯◯はどれ?と聞かれたときに指差しできるかを見る

このときに、内科検診はかかりつけで受けたことを伝えると、内科健康診査検診票控えを見せてくださいと言われて渡しました。今度はそれを見ながら、いろいろと質問を受けました。

すでに療育園に通っていることを伝えたので、それほど深刻な感じもなかったです。

最後に、今したような発達検査をもう少し詳しくできる発達相談をしませんか、と言われて、じゃぁと受けることに。

すでにかかりつけで受けた内診はそのままパスして、5分ほど廊下のベンチで待ったあと歯科の診察へ。

歯科の診察

前歯を綿棒でこすりとるカリオスタット検査を受けました。子どもは大泣きです。

カリオスタット検査とは

カリオスタットとは、う蝕活動性試験とも呼ばれる検査のことです。

虫歯は、虫歯菌によってつくられた酸に歯が溶かされることによって発生します。カリオスタットは、虫歯菌によって作られる酸の強さ(虫歯菌が虫歯をつくる力の強さ)を見るもので、虫歯の危険度を予測することができます。結果は後日郵送。

昼食後、しっかり歯磨きをしていったのですが、結構プラーク(汚れ)がたまっていると言われてちょっとショック。今日はあんまり磨けなかった?ってちゃんと磨きましたけどー!かかりつけの先生に、歯磨き指導してもらってね、と言われてしまいました。

それと、下の歯の歯並びが悪くて、これは乳歯が抜けて次の永久歯が生えてきてもこのままのことが多いから注意が必要と言われました。歯と顎のサイズが合ってないからなのだそう。。

でもこれはかかりつけの歯科医でも歯並びのことは言われたので、やっぱりもっとよく噛むような食事をさせないといけないのかな、と反省。よく噛むことで顎も発達するんでしょうしね。

おやつに小魚をあげてみようかな。一時保育で預けているところは、午前のおやつはいつも小魚とミルクなんですよね!

その後、歯科衛生士さんが、プラークがたまりやすい歯だと思われるから、頑張って歯磨きしてください、と言われました。

フッ素塗布と定期検診は3ヶ月ごとにかかりつけの小児歯科で行っているので、それは継続するようにとも言われました。もちろんですとも。今のところは、歯は16本、虫歯なしでした。

うちの子どもに使わせている歯ブラシはライオンのクリニカKids’s歯ブラシ。小児歯科医師と共同開発された歯ブラシで、安全設計。万が一転倒したときでも柄がぐにゃっと曲がる仕様になっているので喉をつく心配がありません。

カミカミしてしまうのですぐに毛先が傷んでしまうのですが、ほとんど持ってるだけなので汚れがつくまではこれを持たせておこうと思います。

仕上げ磨きは、別の歯ブラシを使用。こちらも磨いている最中にすぐカミカミするので、1ヶ月ぐらいで交換します。仕上げ磨き用の歯ブラシは柄が長く、コンパクトなヘッドで、小さいこどもの口の中に入れてもしっかり磨けるようになっています。

発達相談

歯科検診が終わった後、30分ほどお待ちくださいと言われてしばらく廊下で持って行った絵本を見せながら過ごしました。

そのあと、案内されて入った小さなお部屋には、70代ぐらいの男性相談員さんがあぐらを書いて座っており、小さなテーブルと子供向けの椅子が置いてありました。

そこに座らせて、さきほどと同様に積み木、お絵かき、パネルの絵を見ての指差しの検査。今回は落ち着いてできたのか、積み木が4つちゃんと積めました。えらい!

小さなガラスの小瓶と鈴を渡されて、その中にいれるよう指示されましたが、それはできません。ずっと両手に握りしめていました。

あと、◯△□の穴があいた板に、◯の板をはめこむことができるかどうか。これはちゃんとできて(得意!)、ぐるっと逆向きにしても、さらに左右を逆にしてもはめこむことができました。

発語も確認されましたが、ここではあくまで相談という形であって何かを診断されるというわけではないようです。ちなみに相談員さんは、子どもが週1回通っているW療育園の発達相談をしている方でした!びっくり。以前そこで働いていて定年退職したけれど、産休の方の臨時でまた働いているそうです。

絵をみて、言われたものを指差しをできる目安が一歳半ぐらいなので、今はその手前ぐらいなのだそう。これもコミュニケーションなので、たくさん遊んで声をかけてあげるのがいいみたいです。

また、おもちゃで遊ぶ(車やいろんなおもちゃを使ってもくもくと遊ぶ)よりも、手遊びやふれあいあそび、身体を使って遊びながらいろんなコミュニケーションをとるようにした方が、言葉は増えるのでやってみてください、と言われました。

それと、例えば、カラスをみた時に「からす、カーカー鳴いてるね」といった風に間髪入れずに単語を教えることで、言葉を覚えていくのだそう。たしかに、本人がそっちに注意を向けた瞬間に教えた方が、身になる、というのはよくわかります。勉強もそうですもんね。

最後に、発達の遅れがある子むけのフォローとして「すこやか検診」がまた2歳ごろにあるので、そこでまたどんな感じか見せてもらっていいですか、と言われ承諾。3月ごろに予定の確認があるそうですが、現在発達相談は200人待ちだそうでなかなか予約がとれないかもしれません、申し訳ありません、と後ほど保健士さんが謝ってくれました。

まとめ

うちの場合はすでに療育園などでも相談できるので、すこやか検診でみる言葉面や精神面についてはそこまで気にしていません。言葉も順調に増えているので、問題は運動面のみ。いつ歩いてくれるのかしら。。

でも早期療育をしていなかったら、まだつたい歩きもつかまり立ちもしていなかったかもしれませんし、何より専門医に診てもらっているという安心感が一番大きいです。通常なら、こういう検診でひっかかって、様子見をしつつ2歳で相談の予約がとれるのを待って、という流れになると思うので、今も心配でたまらなかった気がします。

シャフリングベビー(いざりっこ)なうちの子は、のんびり育つタイプ。こういう子どもは、独り歩きする平均が1歳9ヶ月頃だと言われています。なので、リハビリしようがしまいが、いつかは歩くものなのでしょうが、リハビリをしていることによって、親がこの子にできるだけのことはしてあげてる、という自信は与えられています。自己満足ですけど、これって結構大事で、日々の生活の中で、追いつめられて考えすぎるよりはずっとよいかなと思っています。意外とメンタル弱めなので(笑)

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