離乳食がスタートすると、外出時の赤ちゃんの食事をどうするか、本当に悩みますよね。特にもぐもぐ期〜かみかみ期と呼ばれる生後7〜10ヶ月頃は少し食べる量も増えてきます。いろいろ調べてみたところ、一番スタンダードなのは、やはりレトルトのベビーフードを持っていくことでした。でも、どうしても手作り離乳食を食べさせたい、ということで私が考えついた方法と、ベビーフードや手作り離乳食のメリット・デメリットを、今回まとめてみました。
目次
市販のベビーフード(パウチ・瓶)のメリット・デメリット
市販のベビーフードは、月齢別に分かれていて最近はいろんなタイプのものが出ています。例えば
こんな瓶詰めタイプ。
ゼリーのように、ぺりっと剥がして食べるタイプ。こちらは主食と主菜が二つセットになったお弁当ランチ。
一番よくみるパウチタイプ。種類もたくさん出ています。
メリット
- 準備が不要!カバンに入れるだけ
- 持ち運びが簡単
- 長時間持ち歩いても、衛生面の心配がいらない(特に夏)←ポイント!
- 常温でも食べられる
- 栄養バランスが考えられている
一番のメリットは、やはり衛生面ですよね!特に赤ちゃんはまだ胃腸が未熟なので、気をつけてあげないといけません。
デメリット
- 味付けが濃い(保存のためもあり)
- ゴミが増える
- よく食べる子には量が少ないため、複数個が必要
- 具材の大きさや固さがわからない
- 初めて食べさせる料理だと、アレルギーが心配
- 普段食べていないものだと、食べるかどうかわからない
- 保存料など添加物が気になる
レトルトや瓶入りの離乳食は、温めなくても常温で食べられるものが多いですが、冬はどうしても冷えてしまうし、冷えると余計に味が濃く感じます。ところが、外出先でいつもレンジで温められるわけではありません。新しいショッピングセンターなどにはレンジが置いてあるところもありますが、児童館や子育て支援センターにはたいていありません。
実際に一度試食をしつつあげてみたら、かなり味つけが濃く、普段家であげている離乳食との味の差が大きいな、と思いました。赤ちゃんも一応食べてはくれましたが食いつきが悪く、その一回でやめてしまいました。
夫にも試食をしてもらったのですが、
と不評。。。
別に外食時にはレトルト使ったらいいじゃん、とか言っていたのに、すっかり手のひらを返して、「これをあげるのはちょっとためらうなぁ…」なんて言い出して、
と思わずツッコんでしまいました。
手作り離乳食のメリット・デメリット
ベビーフードにはベビーフードのメリット・デメリットがあるように、手作りの離乳食にもメリット・デメリットがあります。
メリット
- アレルギーの心配がない
- 味付けや具材の大きさなど、赤ちゃんに合わせたものが用意できる
- 体調に合わせて量も用意できる
- 保存料などの添加物を気にする必要がない
メリットは、いつもあげているものなので、安心して赤ちゃんにあげられること。好き嫌いや、食材の固さ、大きさもその子に合わせたものが用意できるのが大きなメリットですよね。特にまだ離乳食中は、なにがアレルギーなのかわからず、少しずつ食材を試している時期だと思うので、その点を考えて作れるのが大きなポイントです。
また、不要な保存料などもその都度つくるので必要ありません。
デメリット
- 衛生面が心配(夏場は特に気を使う必要あり)
- お弁当箱がかさばる
- 準備が大変、時間がとられる
ただし、やはりデメリットは衛生面。特に夏場は細菌が繁殖しやすいので、0歳児だとちょっと怖いかな、という気がします。我が家の赤ちゃんは離乳食をスタートしたのが秋頃だったので、もぐもぐ、かみかみ期は冬だったため、そこまで心配しなくてよかったというのが、手作り離乳食をもっていった大きな理由です。
ちなみに、作る際は必ず調理用の使い捨て手袋をして、全てに火を通し、蓋をしめる前に冷まして、保冷剤で挟んで持ち歩いていました。持ち歩く時間は3時間以内です。
これが夏だったら、だいぶ迷ったかもしれません。
それと、外出の前に作るので準備が大変!ただでさえ色々赤ちゃんとのお出かけ時は荷物が多く準備もバタバタなのに、もぐもぐ期の頃は離乳食+ミルクも飲んでいたので、とにかく大変でした。
最終的に私が採用したのは、サーモスのスープジャー!
冬場でも温かい離乳食をどこに外出しても食べさせてあげたい!ということで、私が採用したのが、スープジャーの中にうどんの出汁を、タッパーにゆでた刻みうどんと具を入れて持ち歩くことでした。
最初は、全部スープジャーの中にいれてみたのですが、出汁がたっぷりの中に具材がちらばって食べさせるのが大変だったので、分けるようにしました。
出汁は、昆布と鰹だしでとって、ほんのすこしお醤油をたらしただけのシンプルな味付け。
ゆでうどんは、袋麺を使っています。一分以上茹でるときに他の具も一緒に入れてしまいます。メインの具にはしらすや鶏団子、鮭、野菜には、ブロッコリー、大根、人参、小松菜、白菜など、その日冷蔵庫にあるもので十分。これならタンパク質もお野菜もたっぷりとれます。
そしてスープジャーのお出汁は3時間たってもアツアツ!保冷剤で冷やしてあるうどん(と具)の中に注げば、ちょうどいい温度になるのでぴったりでした!
赤ちゃんも美味しそうにいっつももぐもぐ食べてくれたので、冬の間の離乳食はこれで乗り切るのも一つのアイデアとしていかがでしょうか。
私が使用していたのは、離乳食が終わった後でも大人が使えるように、と0.38Lです。ただ、離乳食だとスープはそんなにたくさん必要ありません。かといって、容量の半分しかいれないとすぐにスープが冷めてしまうため、結局満タンまでスープを入れる必要があり無駄だったので、できれば0.27Lの小さいサイズの方がおすすめ。
そして、真冬だと本当に早くさめてしまうので、断熱のポーチと一緒に買ったほうが絶対いいです。
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