生後5ヶ月めから一週間たって、離乳食をスタート。2週間たってようやくお粥にも慣れてきて美味しそうにもぐもぐ食べてくれるようになったので、離乳食15日め、そろそろ小麦にもチャレンジしてみることにしました。というわけで、まずはうどんから!
アレルギー反応が心配な食物はいつから与えるべきか
うどんは小麦粉から作られているので、やはりアレルギーを気にする人は多いのではないでしょうか。
一般的にアレルゲンになるとされる小麦は7割、鶏卵や牛乳は8割以上の母親が、7~8ヶ月以降に与えていたことがわかりました。中でもアナフィラキシーショックを起こすことで知られているソバは88%、ピーナツは95%が、1歳を超えても食べさせていません
ところが最近の研究では、アレルギーになりそうな食物を食べささなくても発症は防げないどころか、むしろ全く食べさせなかった方が重症化しやすいという結果が出ています。以下の記事では、ピーナツアレルギーの子どもたちの研究結果ものせられていますが非常に興味深い結果に!
実は、離乳食の開始を遅らせても、特定の食物を除去しても、食物アレルギーの発症を防げないことはわかっています。日本小児アレルギー学会の食物アレルギーガイドライン(http://www.jspaci.jp/jpgfa2012/chap11.html )によると、アメリカ、ヨーロッパ、日本の各アレルギー学会でもアレルギー発症を防げるというエビデンスはないと10年前にすでに言っています。
NHKのきょうの健康でもアレルギーについて特集されていました。
最近では、離乳食を遅らせても食物アレルギーの予防にはならないことがわかっています。色々な食物を早めに食べたほうが、むしろ食物アレルギーを発症しにくいという報告まであります。したがって、食物アレルギーの症状が出ていない赤ちゃんであれば、離乳食は通常どおり開始し幅広く食べたほうがよいのです。
ただしあげる時には注意が必要です。ほんのすこし、小さじ1をあげたらその日は注意深く赤ちゃんの様子を見て、問題なければ、次の日は小さじ2、さらに次の日は小さじ3というふうに増やしていくのがよさそうです。
アレルギーが心配なものを食べさせるなら、平日の午前中にしましょう。何かあったら小児科にかかることができるようにです。量はまず一口から。食物アレルギーは即時反応であることが多いので、通常1~2時間、遅くとも3時間以内に症状が出ます。症状は、ブツブツが出る、吐いたり下痢をしたりする、機嫌が悪くなる、息が苦しくなるなど一種類ではありません。心配な症状が出るようなら、小児科に行きましょう。何もなければ一口だけでなく、徐々に増やしていきます。
食物アレルギーのポイントとして、アトピーが大きな要因であることも指摘されています。
肌には外界からの異物の侵入を防ぐ役割があります。肌が荒れているということは、その『バリア機能』が破れている状態。そこからアレルゲンが侵入するなどしてアレルギー発症の原因になることがあります。
肌トラブルから食物アレルギーに?ステロイドは?赤ちゃんのスキンケアについて、小児科医 森戸やすみ先生に聞く – 赤すぐ 妊娠・出産・育児 みんなの体験記
過去には「食物アレルギーがアトピー性皮膚炎の原因になる」という説が一部にありました。しかしこのケースは実際にはあまりありません。現在では反対に「アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの原因になる」という説が有力です。
赤ちゃんはお肌が弱いので、乳児湿疹が出やすく汗疹になったり、肌トラブルがつきもの。ですが、ステロイドを塗るのは怖い、エアコンをつけたら汗腺が発達しないのでは、といった自己判断をするのではなく、適切に薬を塗って対処してあげることで、アレルギーも予防できるので、スキンケアはきちんとしてあげないと、ですね!
我が家が参考にしている離乳食本
ひよこクラブ2015年11月号についていた付属の離乳食月齢別カレンダーがすごく使いやすいです。これを参考にしていますが、こんな風に順調にいかない日もあるので、あくまで参考に。足踏みしたっていいじゃない(笑)
ただ、うどんはいきなり3口からになっていたので、私は1口にして残りは十倍がゆにしました。
毎年、10月15日に発売される11月号には、この離乳食カレンダーがついてくるようなので、タイミングが合うようならぜひ買われることをおすすめします。他の離乳食本にはこういうカレンダーは乗ってないので、試行錯誤ですが、これはマニュアル大好きな私にはとてもわかりやすくてありがたかった!
食塩なしのゆでうどん
さて、うどんですが、Babymo系の雑誌や本には、うどんは6ヶ月後半ぐらいからがベターと書いてあり、たまひよ系には離乳食を開始してちょっとしたらあげてもいい、と。
私は上記のアレルギー系の記事を読んでいたので、普通にあげることにしました。
うどんは塩分が含まれているので、くたくたにゆがいたあとによく水でさらしてあげるのがよいようです。乾麺のほうが保存料などがふくまれていないのでよいと書いてあるものもあれば、特に書いていないものも。
ただ、乾麺だとゆがくのに時間がかかるので、たまたまスーパーで見つけた塩分なしのゆでうどんを発見したのでこれでやってみることに。
原材料名をみても、本当に塩分が入ってない!
これをキッチンバサミで少しだけカットしてお湯でゆがいて、水にさらし、ちょっとだけお湯をくわえてミルサーでペースト状に。なめてみると酸味料が入っているので確かにかすかに酸味を感じます。うーん、やっぱり乾麺の方がいいのかなぁ。
ただ、赤子は一応もぐもぐ食べてくれて、アレルギー反応も特に出ず!次の日も小さじ2に増やして食べてみても、大丈夫でした。さらに次の日、昆布だしでペースト状にして小さじ3に増やしても問題なし。ほっとしました。
今後は柔らかさで有名な伊勢うどんでも使ってみようかと思っています。
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