先日、子どもの3度目の歯科検診に行ってきました。1回めは生後9ヶ月ごろ、2回めは1歳を過ぎたころです。だいたい3ヶ月毎に検診にきてね、と言われたので、前回のときにもう予約をとっておきました。今回は、歯のチェック、歯石除去、虫歯予防のためのフッ素塗布をしてもらったのですが、そのとき、子どもの指しゃぶりについて悩んでいたので相談してみました。
1歳3ヶ月にして乳歯16本がほぼ完成!
うちの子はかなり歯が生えるのが早くて、すでに乳歯は16本。乳歯は全部で20本なので、あとは上の奥歯(第二乳臼歯)と下の奥歯だけがまだです。この奥歯が生えてくるのが、だいたい2歳ぐらいが目安なので、しばらくはこの状態かな、という感じ。
でもこれだけ生えていると、食後の歯磨きは必須です。
今は、朝昼晩の食事のあと、おやつのあと、一日5回歯磨きが必要なので結構面倒くさいといえば面倒くさい。
一応本人にもリングのついた子供用の歯ブラシを渡してはいますが、機嫌のいいときはしてくれて、機嫌が悪いときは、ポーイっと投げ捨てます。
私がするときは、寝かせてやるんですが、まぁたいてい大泣きです。心折れそう。やりますが。
仕上げみがきに使用している歯ブラシはピジョンのもの。毛先が柔らかくて、歯ぐきにあたってもそこまで痛くなさそう。
先生の歯のチェック!
まずは子どもを抱っこして、先生のお膝に頭をのせて、歯のチェック。子どもは涙を流して大泣きですが、まだなんにもしてないよ、と先生も苦笑い。
少し歯石がついていたので、器具でカリカリっと削ってプラークを除去してくれました。
最後にフッ素を塗布してもらって完了。おめめが真っ赤になってうさぎさんになってしまったうちの子ども。大号泣でした。
抱っこして、ちょっと落ち着いたところで先生からお話。
・歯石がつくのは、お母さんの歯磨きが悪いせいじゃない→検診でちゃんととれば問題なし
・上の前歯の2本が少し出てきている
・上の前歯の2本の先が少し弓状になっている
ということで、何か常に噛んだりしてる?と聞かれたので、指しゃぶりがやめられないようで…と言いました。
前回の検診のときに、受付の前でしゃぶっているのを見られて、「あ、見ちゃったよー!指しゃぶり、やめようね、出っ歯になるよ」と言われていたのですが。
むしろ絶賛指しゃぶり中ですよ!先生!
そのときも、指をしゃぶるよりは、まだおしゃぶりの方が全体的に力が歯にかかるからまだまし、1歳半の歯の検診のとき、歯をみたら指しゃぶりしてるかどうかすぐわかる、と言われたのですが、1歳3ヶ月でももうバレバレ。。
ちなみに、買ったおしゃぶりはこちら。普通のおしゃぶりってたいてい12ヶ月までなんですが、ドイツ製nuk(ヌーク)のおしゃぶりはMサイズだと6〜18ヶ月、Lサイズだと18〜24ヶ月まで対応しています。シンプルでよく考えられた構造なのですが、うちの子は、おしゃぶりも気に入ってしゃぶりはするのですが、おもちゃのように思っているのか、飽きたらポーイ。
がっくりです。
なぜか発達相談に発展?
かかりつけの歯医者さんは、女性の小児歯科医師。お子さんもいらっしゃいます。
最初、雑談のようにきかれたので、「いいえ、まだ全くたっちもできません」というと、真剣な表情になって、「首すわりはいつごろ」「お座りは」「ハイハイは」と若干尋問のようになってしまいました。
一歳検診ではどうでした、ときかれ、シャフリングベビー、いざりっ子かもと言われ、療育に通って今はトレーニングしています、歩けたら終了と言われています、と伝えると、ようやく表情がゆるんで、あ、じゃぁちゃんとフォロー受けてるんやね、なら大丈夫、とにっこり。
こちらもほっとしました。
離乳食についてのアドバイスも
ついでに、離乳食についてのアドバイスもいくつかもらいました。
・ようやく、歯をカチカチあわせて噛む技術がつきだしたころ。
・まだすりつぶすことはできないので、固い肉や繊維のある野菜は難しい。挽肉がおすすめ。
・口から出したりしてしまうのは固さが合ってないこともあるので、調整してあげましょう。
・ちょっと大きいかな、というサイズのものを与えて、丸のみではなくかじることを覚えさせる。
・どんどん手づかみさせてあげましょう。
・スプーンで与えてばかりだと、頭を前につきだすようになって、自分でスプーンで食べるときも同じようになってしまう。手づかみ大事。
歯の専門家としての離乳食のアドバイス、ありがたいです。
指しゃぶりをどうすればやめられるのか?
最後に、指しゃぶりについて改めて相談してみました。
夜寝るときは必ずしゃぶっていて、しゃぶらないと絶対に眠れない。指を口から無理矢理離すのを続けると、怒って泣いて眠るどころか大変なことになってしまう。日中もちょっと退屈したり、ストレスを感じたときに、よく指をしゃぶっている。おしゃぶりも与えてみたけれど、すぐにポーイと捨ててしまう。どうすればやめられるのか。
子どもにとって指しゃぶりは、お母さんのおっぱいのようなもの。指をちゅっちゅと吸いこむ感覚が、おっぱいを吸うのとよく似ていて、安心するのだそう。
ただ、既にうちの子のように歯が出てしまったりするので、できればやめさせた方がよい。2歳ぐらいになると、すっと突然やめてしまう子もたまにいるけれど、2歳以降になると、ほとんどの子がやめられないし、やめるのも大変。
なので、やめさせるなら早めの方がいいそうなのですが、これがなかなか難しい!
日中、外遊びをしたり、たくさん絵本を読んであげたりすることで、指しゃぶりをしなくなるようになるらしいけれど、毎日つきっきりでいるわけにもいかないし、何しろうちの子はいざりっ子。歩けないので外遊びといっても限界があります。公園に行っても何もできないし…。
爪になめたら苦いマニキュアのようなものを塗るものもありますよね、と聞いてみたら、わりと苦さにも慣れて舐めちゃう子も結構いるんだとか。
先生に一番効果的なものってなんですか?と聞いてみたら、奥からごそごそっと出してきてくれたのがこちら。
その名もドクターサム。先生の子どもさんも一歳の誕生日を機にこれをつけて、三日三晩泣きどおしだったけれど、その後すぱっとやめられたんだとか!それはすごい。
ただ、余裕がある日じゃないと大変なので、お盆休みとか連休に家族と協力してやるのがおすすめとのこと。確かに、普通の日だとへとへとになってしまいそう。
というわけで、今回のポイント!
指しゃぶりは2歳までにやめさせよう!以降はかなりやめづらくなる
指しゃぶりは、子どもにとって精神安定剤のようなもの
積極的にかかわって、外遊びなどをするようになると頻度は減ってくる
一番効果的なのは「ドクターサム」
とりあえず、今年のお盆休みにでもドクターサムを試してみるつもりです。それまでに、この可愛い指しゃぶりを写真におさめておかなくては!
あと、今のところ虫歯予防のための歯磨きには、歯磨き粉を使用していないのですが、いつから使うべきなのかなぁと。
まだうがいが出来ないので、歯磨き粉を使うにしても成分が安全なものを使いたいなぁと調べていたら、子供用歯磨き粉【ブリアン】 を発見。すすぎ不要、乳酸菌が含まれた粉状の歯磨き粉です。1歳前後から使えるらしいので、よさそうです!