ドラマ「コウノドリ」第6話のネタバレ感想 〜不妊治療と高齢出産〜

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あらすじ

ペルソナ総合医療センターへ腹痛と出血を訴えた妊娠31週の妊婦が運ばれてきた。
すぐに緊急開腹手術を行うが、子宮破裂を起こしていたため子宮は全摘、赤ちゃんも助からなかった。妊婦は43歳。2年前に子宮筋腫を切除する手術を受け、不妊治療の上の妊娠だったのだが…。
鴻鳥サクラ(綾野剛)が診察する妊婦・竹下敦子(森口瑤子)も43歳。5年間の不妊治療の末、無事に妊娠し臨月を迎えたが、妊娠高血圧症候群が懸念され、大事をみて入院することに。
そんなある夜、鴻鳥サクラのもとへ娘の芽依を抱えた永井浩之(小栗旬)が飛び込んでくる。芽依は、健康に生まれ現在6ヶ月になるが、この日、浩之が保育園から芽依を連れて職場に戻って仕事しているうちに様子がおかしくなったと言う…。芽依の母親は臨月で交通事故に合い、サクラが帝王切開手術で芽依を取り上げたのちに亡くなった。浩之は男手一つで芽依を抱え、仕事と子育てに手一杯になりながら懸命に父親になろうと奮闘していた─。
そして、管理入院中の敦子が帝王切開で出産の日を迎える。手術には、サクラをはじめ産科医の四宮春樹(星野源)、下屋加江(松岡茉優)、新生児科の新井恵美(山口紗弥加)、白川領(坂口健太郎)が立ち合いバックアップ体制は万全だが、手術中の母体に予期せぬ事態が起こり…。

第6話のあらすじ|TBSテレビ:金曜ドラマ『コウノドリ』

感想

今回は、予告で「不妊治療」「高齢出産」といったキーワードが出てきていて
37歳で出産する私にとって身につまされそうでちょっと怖かった。

冒頭から救急車で運ばれてくる31週の妊婦の映像。
43歳…31週…。
結局胎児は助からなかった。
その上、子宮摘出。
長い不妊治療の上に授かって、おそらくこれが最初で最後のチャンス。

泣かずにはいられない。

不妊治療のために子宮筋腫をとって治療にのぞんで妊娠したのに、
結局はその筋腫があだになるなんて…。
子宮筋腫は子宮内にできる良性の腫瘍。
けれど場所によってはそのせいで妊娠しづらいということもあるのです。

あとで、救急救命医の加瀬先生が
「もっと早く妊娠しときゃよかったんだよ。10年前だったら筋腫もそんなに大きくなかっただろうし」
さらっと口に出すシーンがある。

それを聞いた新米産科医・下屋が興奮した口調でくってかかり、
新生児科の女医である新井もむっとした表情をみせる。

産みたても産めないことがある。
出産や子育てにはお金がかかるし、キャリアを積もうと思ったらあっという間に30過ぎる。
マタハラを受けることだってある、と。

本当にこれはそうですよね。
そんな簡単に若い頃に産んでおけばよかったなんて言われたくない。
仕事に復帰できないことだってある。

そんな彼女を、サクラがまぁまぁと落ち着かせぼそりとつぶやく。

「産みたいときに子供を産むのが女性のまっとうな権利なんだけどね」

そんな社会だったら…良かったんですけど。

サクラたちが働く病院にも不妊外来があり、
そこはいつも予約の人がずらりと並ぶ。

みんな子どもが欲しくて辛い治療にも、高い医療費にも耐えて…
そうしてようやく授かる人もいれば、授からずにそのまま終えていく人もいるのだ。

今回はそんな治療を5年間して、やっと妊娠した妊婦がいよいよ臨月。
ただ、妊娠高血圧症候群で管理入院することに。

相部屋の人たちはみんな若くて話があわないし
ちょっといたたまれない、と落ち込む彼女に
あなたの赤ちゃんを産めるのはあなただけなのだから、とサクラと下屋は優しく励ます。

何より不妊治療をのりこえた夫婦の絆は強い。
彼女の夫も心配しすぎるほど心配していて
なんとも微笑ましいシーンだった。

そして早めの帝王切開をすることになるけれど赤ちゃんは無事にとりだされる。
けれど、高齢ということもあってか子宮が弛緩出血をおこして
出血がとまらない!!

その間、夫は出てきたばかりの赤ちゃんの写真を撮ったりと
のんきそう(笑)
いやいや!奥さん、まずい状態ですよ!!(笑)

その後、バタバタと看護士たちが出入りする様子で
ようやく事態に気づくご主人。

こういう時、夫は祈るしかできないし
高齢出産をする、ということはこういうリスクもあるということなんだな、と
ぶるりと身震いをした。

結局、子宮は全摘となってしまったけれど
「生きていてよかった」と涙をこぼす。
この子を育てる時間を私にください、と神様に祈ったと彼女はいう。

私も、一緒に見ていた夫もほろり。

産んで終わり、じゃない。
これから、これから始まるんだから。

私も無事に正産期まで過ごせることを祈りつつ、
同時に夫を残して死ねないな、と思ったり。
私が死んでしまったら、可哀想すぎるもの。ドラマでこんだけ泣いちゃう人だから(笑)

あと、第二話で出てきた小栗旬がシングルファザーとして奮闘するシーンも
ちょこちょこ出てきたけれど、これは別にいらなかったんじゃないかなぁ。

漫画よりドラマだと数話を詰め込むので
ちょっとあわただしい印象はありますが
やはり面白い!!

次回第7話も楽しみです。

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